【クイズの解説】公的介護保険の単価は地域で異なるの?
介護クイズ
問題
公的介護保険のサービス利用料は「金額」ではなく「単位」で表され「1単位=10円」が基本の単価設定となっていますが、この単価はある「区分」により異なります。では、その「区分」とは何でしょう?
- 【1】 7つの地域区分
- 【2】 47の地域区分
- 【3】 所得による区分
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正解と解説
【1】7つの地域区分
公的介護保険のサービス利用料は、1割が自己負担、残り9割が公的介護保険からの負担で、介護を受ける方の認定区分により、利用限度額(公的介護保険からの支給限度額)が設けられています。そして、サービス利用料は「金額」ではなく「単位」で表され、「1単位=10円」が基本の単価設定になっています。
例えば、訪問介護の身体介護利用料(20分以上30分未満の場合)は、「2550円」ではなく「255単位」というように表されます。
この単位は全国どの地域でも同じです。ただし、各地域によって介護職などの賃金が異なることを考慮し、全国一律に「1単位=10円」ではなく、7つの地域区分により異なる単価が設定されています。いちばん単価設定が高いのは東京23区の「1級地」で、以下「2級地」から「6級地」までと「その他」に区分されます。「その他」が1単位=10円の地域です。
※上記解説文の内容は2014年7月現在のものです。
制度の改正等により内容が相違する場合もございますので予めご了承ください。