【クイズの解説】絶縁油中の「微量PCB」とは?
PCBに関するクイズ
問題
微量PCBとは、製造者がPCBを使用していないとする一般産業用変圧器等の一部から、ごく微量のPCBが検出されたものです。これらの機器は○○○○にPCBに汚染されたものです。○に入るのは?
- 【1】 意図的
- 【2】 非意図的
- 【3】 試験的
- 【4】 本格的
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正解と解説
【2】非意図的
微量PCBとは、製造者がPCBを使用していないとする一般産業用変圧器等の一部から、ごく微量のPCBが検出されたものです。これらは非意図的にPCBが混入されたものであり、数mg/kgから数十mg/kg程度のPCBに汚染されたものです。
微量PCBに汚染された機器(微量PCB廃棄物、低濃度PCB廃棄物)は、PCB廃棄物のうち微量PCB汚染廃電気機器等に規定されています。
◆微量PCB汚染廃電気機器の取扱い
絶縁油に微量のPCBが混入している可能性がある電気機器等の多くは、銘板に載っている型式などでPCB含有の有無を判断することができないため、廃棄する場合は、メーカーの不含証明を取得するか、絶縁油中のPCB濃度の測定を行う必要があります。
微量PCB汚染廃電気機器は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、JESCO以外での無害化処理認定施設での処理が平成21年11月より可能になりました。
低濃度PCBの処理については、様々なプランが考えられます。PCB廃棄物の種類、大きさ、保管場所などをヒアリングの上、最適なプランをご提案いたしますので、処理計画をお考えの際はご相談下さい。