【クイズの解説】世界有数の安全性を誇る日本の水道水
水・浄水器クイズ
問題
世界で有数の安全性を誇る日本の水道水。その安全性を守るために投入されているのが「塩素」ですが、日本の水道法では、遊離残留塩素が水道水中にどれだけ検出されなければならないでしょう?
- 【1】 浄水場で0.1mg/ℓ以上
- 【2】 給水場で0.1mg/ℓ以上
- 【3】 蛇口で0.1mg/ℓ以上
正解は↓↓こちら!
正解と解説
【3】蛇口で0.1mg/ℓ以上
日本の水道水は、国が定めた50項目にもわたる厳しい水質基準をすべて満たし、とても高い水準で管理されている安全な水です。世界で有数の安全性を誇る日本の水道水。その安全性を守るために投入されているのが「塩素」です。
日本の水道法では「蛇口で遊離残留塩素が0.1mg/リットル以上検出されなければならない」と定められています。これは給水途中で塩素が消費されてしまうと、十分に殺菌が行われない危険性があるからです。
一方、消毒・殺菌のために欠かせない塩素には、水の味を悪くする一面もあり、塩素が発するカルキ臭や、カビ臭などの存在が水道水の味を損なう原因となっています。
また、家の貯水タンクや配水管が古くなっていると鉄サビや鉛が溶け出して水の味を損ねたり、健康を害する危険性のある物質が水道水中に含まれてしまいます。こうした物質を除去するのが浄水器です。
一般社団法人浄水器協会の調査では、2011年の時点で全国36.6%の家庭で浄水器が設置されていることがわかりました。これは、含有物を取り除いた「おいしく安全な水」を求める人が増えているためといえるでしょう。
★参考:知ってトクする 水道水の知識
この解説は役に立ちましたか?→