【クイズの解説】ヘルメットについて

交通安全クイズ 第91問

Quiz問題

バイクに乗る際は、規定のヘルメットを着用しなくてはいけない?それとも被れるものなら何でも良い?

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  • 【1】 規定のヘルメットを被らなければいけない
  • 【2】 被れるものなら何でも良い

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正解と解説

【1】規定のヘルメットを被らなければいけない

バイクに乗る人は、みんなヘルメットを着用する(後部座席同乗者も)、これは法律で定められています。

道路交通法で「乗車用ヘルメット」の着用が義務付けられており、乗車用ヘルメットの基準は内閣府令で定められています。その基準は次の通りです。

  1. 左右、上下の視野が十分とれること。
  2. 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
  3. 著しく聴力を損ねない構造であること。
  4. 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
  5. 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
  6. 重量が二キログラム以下であること。
  7. 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと。

これらの基準を満たすヘルメットを選ぶ目安として、「SGマーク・PSCマーク」や、日本の国家規格である「JIS規格」、厳しい検査基準で知られるアメリカの民間規格「SNELL規格」などがあります。

ヘルメットには、ハーフ型、セミジェット型、ジェット型、フルフェイス型の4つのタイプがあります。実際に転倒した場合、頭部のどの部分にどれだけの衝撃を受けるか予想できません。頭のほとんどが覆われているフルフェイス型が最も安全性が高いと言われています。

また、ヘルメットを着用する事はよく知られていますが、見落とされがちなのが「あごひも」の締めかたです。あごひもを正しく締めないと、衝撃を受けた際にヘルメットが脱げたり、ズレたりするのでヘルメット着用と合わせて気をつけましょう。

★参考: Hondaの交通安全「ヘルメットのあごひも」

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