【解説】平泉中尊寺金色堂

岩手県クイズ 第5問

問題

『平泉中尊寺金色堂』は、3000余点の国宝・重要文化財を伝える、東日本随一の○○美術の宝庫です。 さて、○に入るのは何?

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  • 【1】 縄文
  • 【2】 平安
  • 【3】 江戸

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正解と解説

【2】平安

中尊寺は嘉祥3年(850)に比叡山延暦寺の慈覚大師円仁によって開かれた、というのが寺伝です。

その後、12世紀のはじめに、奥州藤原氏の初代清衡によって大規模な堂塔の建設・整備が行われました。寺堂の規模は、鎌倉幕府の公的記録『吾妻鏡』によると、「寺塔の数が40以上、禅坊(僧房、僧の宿舎)が300以上」であったといいます。

鎌倉時代以降、次第に衰退してきた中尊寺は、建武4年(1337)の火災で惜しいことに多くの堂塔、宝物を焼失しましたが、今なお国宝建造物第1号の金色堂をはじめ、国宝・重要文化財を3,000点以上も伝えています。それも漆工・木工・金工・染織・書と、セットとなって遺っているということが大きな特色であり、東日本随一の平安仏教美術の宝庫とされています。

★参考:関山 中尊寺


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