【クイズの解説】川沿いの暗い道での危険予測 47

交通安全クイズ 第182問

Quiz問題

アニメーションを見て下さい。横断歩道付近で自転車を追い越そうとしています。今回のシーンで最も大きな危険が潜んでいたのは?

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  • 【1】 前方の自転車
  • 【2】 右前方の歩行者
  • 【3】 右側から来る車

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チョーク1チョーク2チョーク3黒板消し

正解と解説

【2】右前方の歩行者

今回のように歩行者が離れた位置にいると、ライトの光が十分に届かず、歩行者の発見が遅れて、減速が間に合わない危険性があります。

◆ ライトはハイビームが基本!
ロービームの照射距離は約40mほどなので、離れた位置の歩行者にはライトの光が届かず発見が遅れる危険性があります。ライトはハイビームが基本で、対向車や先行者などがない状況では、ハイビームで走るのが原則です。ハイビームの照射距離は約100mになります。

◆夜間の横断死亡事故の9割がロービーム!
ロービームによる横断死亡事故が多発しているので、周囲の明るさや対向車の有無など、状況に応じてこまめにライトの向きを切り替えて走りましょう。

道路運送車両の保安基準では、ロービームを「すれ違い用前照灯」、ハイビームを「走行用前照灯」と定めています。つまりライトはハイビームが基本で走るのが原則です。ライトの向きにかかわらず、見通せる範囲で停止できる速度で走ることも大切です。

◆歩行中の死亡事故のうち7割が高齢者!
死亡事故の割合では、夜間は昼間の約2.6倍も高くなります。交通事故死者数では「歩行中」が最も多く、そのうち65歳以上の高齢者が7割を占め、ドライバーから見て右側からの横断歩行者との事故が多発しています。

★参考: 川沿いの暗い道での危険予測 | Hondaの交通安全

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