西日本に産地がある「トラフグ」

さかなクイズ 第113問

問題

鍋、刺身、つけ焼き、唐揚げ、皮ポン酢、白子焼きで美味しいトラフグ。ふぐの毒は、○○○を食物連鎖を通じて蓄積したものであり、陸上で養殖したものは無毒になることが知られています。さて○に入るのは?

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  • 【1】 エビ、カニの甲羅
  • 【2】 大気中の汚染物質
  • 【3】 海底の微生物が生産した毒素

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正解と解説

【3】海底の微生物が生産した毒素

トラフグはカラスフグと似ていますが、尻ビレが白いのが特徴です。大陸棚上の砂泥底付近に生息し、エビ、カニ、イカ、魚類を襲って、その鋭い歯で噛み砕いて餌にしています。

春には沿岸の浅場に来遊して産卵を行い、孵化した稚魚は、1年で25cm、3年で42cm、5年で51cmに成長します。寿命は約10年。ふぐ延縄、定置網、底曳網などで漁獲され、主に活魚で流通します。また、養殖も盛んです。

肉、皮、精巣は無毒、腸は弱毒、肝臓、卵巣、胆のう、眼球は強毒があります。ふぐの毒は、海底の微生物が生産した毒素を、食物連鎖を通じて蓄積したものとされており、陸上で養殖したものは無毒になることが知られています。
これを利用して、本来有毒である肝などの食用化を認めてもらおうという自治体もあります。

◆料理法
透明感のある引き締まった白身で、淡白なうまみがあります。フグ類中の最高のもので、刺身、ちり鍋、空揚げが定番。薄く引いた刺身を大皿に敷き詰めた「てっさ」はまさに日本料理の華。上品な旨味が凝縮された「てっちり」は鍋物の王様。こりこりした皮や濃厚な味の白子も、ふぐ料理に奥域を与える重要な役者です。

★参考: トラフグ|おさかなギャラリー