東京湾の芝浦でとれた「シバエビ」

さかなクイズ 第110問

問題

シバエビの「しば」は、江戸時代に東京湾の芝浦で盛んに獲れていたことが名前の由来となっています。メスのシバエビで「イシモチ」と呼ばれるものがありますが、それはどんなシバエビを指すのでしょう?

ヒントを開く

  • 【1】 石を持ちあげるほど力の強いメス
  • 【2】 石灰質の交尾栓を腹に持ったメス
  • 【3】 石のように硬いハサミを持つメス

ヒントを見てから回答してね!

正解と解説

【3】石のように硬いハサミを持つメス

シバエビの体表には細かい毛が生えており、ざらざらした感触。内湾の20m以浅の泥底を好んで住んでいます。

シバエビの「しば」は、江戸時代に東京湾の芝浦(現在の港区の一部)で盛んに獲れたことが名前の由来となっています。
昭和30年頃までは打瀬網によるシバエビの漁が芝浦でも見られたが、その後の埋め立てや水質悪化により、芝浦における漁獲は全くありません。ただ、神奈川県の川崎から本牧沖で、10年間に1〜2度大発生することがあり、その際は築地市場にもまとまった入荷があります。現在、国内の主な漁場は、三河湾、豊前海、有明海などです。

交尾を終えて、交尾栓を腹に持ったメスは「イシモチ」と呼ばれます。交尾栓というのは、オスが、メスの体内に精子の包みを挿し入れた後に掛ける鍵のようなもので、石灰質でできているため、素揚げなどで殻ごと食べる際に歯に当って驚かされることがあります。
ただし、殻を剥いてしまえば一緒に取れてしまうので問題はなく、また、イシモチだからといって商品価値に影響はありません。

小型ながら肉は柔らかな弾力があります。
かき揚げ、塩焼き、ちらし寿司のえびそぼろ、椀種(わんだね:吸い物の中心になる実)などで食され、鮮度が良ければ刺身でも美味しく食べられます。旬は冬です。

★参考: シバエビ|おさかなギャラリー