【クイズの解説】アウトドアクッキングで大活躍「ダッチオーブン」

正解と解説

【2】フタ

キャプテンスタッグのダッチオーブンビギナーセットは鋳鉄製で必要なギアがセットになっているので初心者の方でも安心してお使いいただけます。

ダッチオーブン (英語:dutch oven) とは？

分厚い金属製の蓋つき鍋のなかでも、蓋に炭火を載せられるようにしたもののことを言います。アメリカ合衆国の西部開拓時代などで使用されていたものが有名ですが、最近はキャンプなどのアウトドアレジャーでも人気があります。

このフタに炭火を乗せられるというのがポイントで、オーブンのように上下から同時に加熱することができるんですね。ちなみにオーストラリアではキャンプオーブン（camp oven）、フランスではココット（cocotte）と呼ばれています。

ダッチオーブンの魅力

ダッチオーブンの特徴は、鍋に厚みがあり、温度変化が少なく鍋全体が均一の温度に保たれるため、じっくりと食材に火を通せることです。また加熱中に水蒸気がフタと鍋の隙間を埋め密閉状態を生み出すので、圧力鍋と同じような効果を得られるんですね。さらに水分が蒸気として逃げないため、水が無いときでも食材の水分を利用して調理することもできます。

素材も鋳鉄製とアルミの２種類があります。鋳鉄製は熱伝導率がよく蓄熱性にも優れているので、長時間調理するには最適といえます。対してアルミは熱を蓄える能力が劣りますが、軽くてシーズニング（慣らし）の手間がかからないぶんお手軽ともいえます。

鋳鉄製のダッチオーブンはシーズニング（慣らし）という事前準備が必要ですが、これはより長く使うために大切なポイントなので調べてチャレンジしてみてください。

アウトドアレジャー、キャンプには事前準備がとても大切です。けどその準備も楽しみの1つですね。

★参考：　万能鍋ダッチオーブンの使い方｜アウトドアお役立ち情報