高級干物として有名「イボダイ」

さかなクイズ 第107問

問題

高級干物として知名度がある「イボダイ」。イボダイの当たり年の言い伝えと関係している、イボダイの生体の特徴とは何でしょうか?

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  • 【1】 エラの上にある黒ずんだアザがある
  • 【2】 体表からネバネバした粘液を出す
  • 【3】 稚魚はクラゲと一緒に生活する

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正解と解説

【3】稚魚はクラゲと一緒に生活する

イボダイは昼間に大陸棚上の低層に留まり、夜間は表層に昇ってプランクトン性の甲殻類やクラゲ類などを小さな口でついばんでいます。

稚魚は、海面近くを漂うクラゲの触手の中で生活し、捕食者から身を守っています。クラゲの多い年はイボダイの当たり年という言い伝えがありますが、これは十分な根拠を持つものと言えるでしょう。

イボダイのイボと言うのは、プクッと出たイボではなくお灸をすえた後にできるアザのようなものを意味し、イボダイのエラの上にある黒ずんだ部分がこのアザのように見えることからそう呼ばれるようになったという説があります。

体には葉脈状の模様がありますが、これは筋肉の節が浮き出たもの。体を覆う細かい鱗(うろこ)はきわめて剥がれやすく、体表からたくさんのネバネバした粘液を出します。これが鮮度のバロメーターです。粘液が多く透明なら鮮度が良い、ということになります。

身は癖のない白身で脂が乗っており、干物、照焼き、塩焼きなどで美味。鮮魚としてより高級干物として知名度があり、新鮮なものは刺身も美味しいです。

また、尾頭つきのまま開いて、酢で締めた後に寿司飯を包んだ「ぼうぜの姿寿司」は徳島県の郷土料理で、秋祭りには欠かせないものとなっています。

★参考: イボダイ|おさかなギャラリー