キアンコウ(ホンアンコウ)

さかなクイズ 第96問

問題

冬が旬のアンコウは、キアンコウとクツアンコウに区別されますが、体のどの部分を見て区別することができるでしょう?

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  • 【1】 口の中
  • 【2】 エラ
  • 【3】 背びれ(釣竿部分) 

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正解と解説

【1】口の中

市場で「アンコウ」と呼ばれるものには、キアンコウ(ホンアンコウ)の他に、「アンコウ(クツアンコウ)」があります。

両種はよく似ていますが、クツアンコウには口の中に白斑があるのに対し、キアンコウには白斑がありません。

市場の取扱量が多いのは圧倒的にキアンコウです。上から押しつぶしたような扁平な体形で、頭と口が大きく鱗がありません。

水深25〜560mの海底にすみ、背鰭の変形した釣竿で小魚を誘って呑みこみます。イカ、タコ、エビなど近くを通った生きものを何でも食べる悪食で、魚を追って海中を潜る海鳥まで食べた例があります。

キアンコウで典型的なノミの夫婦で、食用になるのは主にメスです。メスが最大で1.5mに達するのに対し、オスは50cm止まりで産卵期にはメスの餌になることもあります。

旬は冬で、特に関東地方で好んで賞味されます。
アンコウは大型である上に皮にぬめりが多くて卸しにくいため、下アゴにフックを掛けて「吊るし切り」にしてさばきます。身、皮、肝、卵巣、胃、ヒレ、エラ、いわゆる「七つ道具」に切り分けられます。

一般に「七つ道具」のすべてがあんこう鍋の中に入っているので、それぞれの味と歯応えを楽しむ事が出来ます。

身肉は柔らかくて味は淡白。俗にあん肝と呼ばれる肝臓には脂肪が多くビタミンAも豊富。ヒレ、皮にはコラーゲンが非常に多く、煮るとゼラチン化して柔らかくなり、肝の次に美味しいとされています。