【クイズの解説】タラバガニは何の仲間?

さかなクイズ 第50問

Quiz問題

生息域がタラの漁場と重なることに名前が由来しているタラバガニ。生物学上は、何の仲間でしょうか?

ヒントを開く

  • 【1】 ヤドカリ
  • 【2】 カニ
  • 【3】 エビ

正解は↓↓こちら!

チョーク1チョーク2チョーク3黒板消し

正解と解説

【1】ヤドカリ

タラバの名前に「カニ」の名がありますが、生物学上はヤドカリの仲間です。水深30〜300mぐらいに生息していますが、この生息域がタラの漁場と重なるために「鱈場」の名が付けられました。さまざまな小動物を餌として成長し、成熟まで約10年、寿命は30年に達します。

普通のカニ類(短尾下目)がハサミ脚を入れて5対の脚を持つのに対して、ヤドカリの仲間(異尾下目)であるタラバガニ類は、一対の脚が退化して実質的に4対の脚しか持っていません。

北海道では20世紀の初頭から陸上の缶詰工場で加工が始まり、さらに洋上で缶詰加工する母船式かに漁業(いわゆる蟹工船)が発展しました。

★関連商品: 「特選たらばがに脚肉」

この解説は役に立ちましたか?→